鼻の病気―
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  鼻せつ(鼻のおでき) 鼻前庭炎 鼻炎 蓄膿症(副鼻腔炎) 
   鼻アレルギー(アレルギー性鼻炎)
  鼻中隔弯曲症 鼻出血 嗅覚障害

 ★ 構造と働き

 構造
 顔の中央に三角すい形に突き出ているものが外鼻で、そこに外鼻孔がある。鼻腔を左右に分けるものが鼻中隔、側面の凹凸が上、中、下鼻甲介である。天井部に嗅神経が分布し、粘膜には豊富な血管静脈叢や粘・漿液分泌線がある。また側壁から小孔をとおして副鼻腔と交通している。

 働き
 呼吸のために鼻腔を通過する空気は、加湿、清浄化を受け、そのさい嗅神経は刺激されて、においを感じる。そのほか鼻音、鼻声語のさいに共鳴器としての働きもある。

 ★ 症状

 鼻閉(鼻づまり
 たんに呼吸困難を感じるだけでなく、鼻の圧迫感、鼻痛、頭重、頭痛を起こす。嗅覚を消失し、ひじょうな不快を感じる。鼻呼吸の不足を補うため口呼吸になり、このため咽頭炎を起こし、睡眠障害におちいる。

 原因は生まれつき鼻の内腔がせまい人がおり、また鼻中隔弯曲もその程度により同じうったえをする。急性鼻炎・アレルギー性鼻炎・肥厚性鼻炎・鼻たけ・蓄膿症などでも起きる。

 その他ほとんどすべての鼻科疾患がこのうったえを起こし、また鼻咽頭疾患でも起こす。とくにアデノイド増殖症のときははなはだしい。

 嗅覚減退・消失
 呼吸性嗅覚減退
 嗅覚は吸気が鼻内の嗅部にとどき、嗅神経を刺激して発生する。したがって、急性、慢性鼻炎・鼻中隔弯曲・鼻たけ形成・腫瘍発生などで吸気が嗅部にとどかないときは嗅覚が起きない。

 神経性嗅覚減退
 吸気が嗅部にとどいても嗅神経、または嗅覚神経中枢が麻痺していれば嗅覚は起きない。

 鼻漏(鼻が出る)
 鼻漏の性質
 鼻汁には水性、粘液性、膿性、血性などがあり、アレルギー性鼻炎では水性、慢性鼻炎・副鼻腔炎などでは粘液性または膿性、ジフテリア・鼻梅毒・がんなどでは血液膿性のことが多い。
 
 鼻漏の出る場所
 外鼻孔から流出するときは鼻入り口湿疹を起こす。咽頭のほうへ流れるときは喀痰と間違える。

 鼻声
 鼻づまり声(閉鎖性鼻声)、鼻ぬけ声(開放性鼻声)などはいずれも鼻がつまっているか鼻と口腔、咽頭の交通が広いかでおこる。

 肥厚性鼻炎・蓄膿症・口蓋裂・腫瘍などのときに起きる。




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