胃下垂とは,胃下垂 症状

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胃下垂症
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 この病気は、胃の異常な下垂のある人がなんらかのきっかけで、胃アトニーや胃カタルを合併して胃の働きが弱ったためと、それに伴って生まれつきの神経質的な性格のために、いろいろな症状をあらわすようになった状態をいいます。

 統計によれば、日本人の約三分の一は胃下垂であるといわれていますが、それらの人がみな胃下垂になるわけではありません。

 胃下垂というのは、ほとんど生まれつきのもので、こういう人は胃ばかりでなく、小腸も、大腸も、また肝臓、胆嚢、腎臓などの内臓がみな下がっているのです。

ですから、胃下垂というのは、こういう体質的な内臓下垂の一部にすぎません。

 このように、生まれつき下がっていても、働きが正常ならば、なんら症状をあらわすことはありません。

 ただ胃下垂のある人は、俗に胃弱といわれるように、ちょっとしたきっかけで胃の働きが弱りやすいものです。

 また、無力体質に特有な神経質な性格は病状に敏感で、それに対する心配や不安を誘発しやすいこと、それがまた胃に悪い影響を与えて悪循環を作り上げ、いろいろな症状をあらわしてきます。

 そのきっかけになるものとしては、飲みすぎ、食べ過ぎ、肉体的な過労や悩み、不安、イライラ、精神緊張などの精神的ストレスが多いようです。
 
 ★ 症状
 
 症状は、胃下垂に胃アトニーや胃カタルなどが合併して、胃の働きが弱まったために起こります。

 胃部の異状

 最も多いのは、みぞおちのあたりが押されるように重苦しい感じ、なにかたまっているようなもたれる感じがすることです。これらもはじめは食後に感じるだ けですが、ひどくなると、いつも胃のあたりにそういう感じがして、空腹感が起こらなくなります。
 たまに空腹感があっても、ちょっと食べるとすぐにいっぱいになってしまい、無理に食べるとむかついたり、吐いたり、胃ににぶい痛みを感じたりして、食欲もだんだんなくなります。

 このようなことが続くと、がんではないかと思い悩むもとになります。また胸やけがしたり、ゲップがよく出て、胃酸過多症や胃潰瘍と間違えることがよくあります。胃下垂症には胃酸の多い人は少ないのです。

 便通は便秘がちになりますが、これは胃の働きばかりでなく、腸の働きも弱ったためです。
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 精神神経症状

 からだがだるく、なにをする気力もなくなり、ちょっとした仕事でも疲れやすく、病気に対する不安や恐怖から、ゆううつ病になったり、逆に、イライラして不眠症になったりします。

 病気の経過

 前述の症状も、あらわれ方、程度、持続期間は人によって千差万別です。

 ただ、そのような症状が長引いたり、痩せてきたりしますと、がんではないかと、一人で思い悩むようになり、持ち前の神経質的な性格が、悩みや不安感をいっそう募らせます。これがまた、胃の働きに悪い影響を与えて、ますます病状を悪化させることになります。

 ところが、このような悪循環も、どこか一つを断ちきれば(これが治療ですが)逆に好循環をするようになり、わずかな通院治療で、胃下垂症は簡単になおるものです。しかし、ちょっとしたきっかけで、再発しやすいのもこの病気の特徴といえます。


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