胃けいれん,胃痙攣

胃捻転症,胃捻転 原因

胃けいれん・胃捻転症
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 ★ 胃けいれん

 古くから胃けいれんという病名がしばしば用いられていますが、これは俗語で、本当の意味の病名ではありません。

 胃けいれんといわれるものは、胃のあたり、すなわちみぞおちの部分がはげしく痛みます。この痛みは持続性ではなく、波の押し寄せるように変動するものです。したがって、胃けいれんというのは、いろいろな病気で起こる一つの症状と考えてよいのです。

 いわゆる胃けいれんを起こす病気のうち、最も多いのは、胆石症です。昔から「しゃくもち」といわれるのは、このことだと思われます。

 回虫が腸から胃の中に上がってきても、やはりはげしい痛みを起こしますが、これは現在ではまれなことです。

 そのほか虫垂炎の初期とか、急性膵臓炎、右側の腎臓結石などでも似た症状を起こすことがあります。

 胃けいれんという症状には、吐きけ、嘔吐を合併することが少なくありません。はげしい痛みのために、転げまわることもあります。
 
 このような症状が起きたときには、直ちに医師の診断を受けて、正しい診断のもとに、適切な治療を行うことが大切です。簡単に、胃けいれんということで安心して、放置しておいてはいけません。

 ★ 胃捻転症
 
 胃捻転症は、その名が示すように、胃がねじれるために起こる病気です。胃の短径を軸とする捻転と、長径を軸とする捻転とがあり、前者の方が多くみられます。

 原因として、胃が先天的によく動く状態や、隣の気管、たとえば腸内のガスによる圧迫、癒着などが上げられます。また捻転にまでいたらない状態の場合を瀑状胃と呼んでいます。

 ● 症状と経過

 胃捻転には急性と慢性とがあり、それぞれ症状も違っています。
 急性では、急に上腹部がはげしく痛み、吐きけ、嘔吐、しゃっくりなどが起こり、時には吐血が見られます。また、上腹部がはってきます。

 慢性では、上腹部の鈍痛、食欲不振、ゲップ、胸焼けなどが繰り返し起こり、食後には上腹部がはります。
 
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 急性、慢性とも食後に動悸が起こり、心臓の病気と間違うことがあります。これは横隔膜が押し上げられて心臓を圧迫するためです。
 

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