扁桃周囲炎,扁桃周囲膿瘍

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扁桃周囲炎、扁桃周囲膿瘍
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 扁桃被膜と周囲の筋肉との間に、菌(多くはれんさ菌)が入り込んで炎症を起こし、化膿してうみがたまる病気です。大人に多く見られますが、時には子どもにもあらわれます。

 急性扁桃炎の経過中、3日めから4日めに起こることが多く、片側だけの痛みが強くなった場合には、この病気が疑われますが、時には扁桃の急性炎症がはっきりみられないこともあります。

 痛みやはれが強くなると、つばを飲み込むのも苦痛で、口があきにくくなって、食物をとることが困難になります。舌苔が厚くつき、寒気、震えとともに、38〜40度の発熱を起こし、頭痛、全身のだるさ、脈拍の増加が見られます。

 また、同じ側のリンパ節がはれて痛みます。浮腫が喉頭に進んで、呼吸困難を起こすこともあります。

 定型的なものは容易に診断されますが、急性症状のないものでは、腫瘍が疑われます。急性白血病、梅毒、リンパ肉腫、扁桃のがんなどもこの病気に似ていますから、区別が大切になります。
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 膿瘍を治療しないでそのままほうっておくと、自然に破れ、口の中にうみが排出されてなおる事もあります。しかし、まれに病気が頸静脈のほうに進んで、頸静脈血栓を起こす危険性もありますし、さらに内頚動脈がおかされ、破裂して致命的な結果になることもあります。

 また、排出された膿汁が肺に吸い込まれてしまう危険性もありますので、放置してはいけません。


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