咽頭扁桃肥大症,アデノイド

口蓋扁桃肥大症,舌扁桃肥大症

咽頭扁桃肥大症 (アデノイド)・口蓋扁桃肥大症・舌扁桃肥大症
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 ★ 咽頭扁桃肥大症 (アデノイド)

 別名腺様増殖症とも呼ばれる病気で、局所だけでなく、全身的にも影響が見られます。

 咽頭扁桃は、鼻孔の突き当たりにあるため、常に外からの暖かい空気や冷たい空気、あるいはそれに含まれているほこりや細菌などの刺激を受けて、異状に肥大してくることがあります。小児期に何回も繰り返してかぜにかかったり、そのほかの感染性の病気が刺激になったりしても起こります。

 ● 鼻の症状
 咽頭扁桃がはれると、後鼻孔をふさいでしまうため、いわゆる鼻づまりが起こります。そして、呼吸はもっぱら口で行われるようになります。

 肥大が高度の場合には、鼻呼吸が全くできないために、乳幼児では哺乳栄養がむずかしくなったり、かなり大きくなった子どもでも食事がしにくいことがあります。

 また、鼻づまりのために口はあけっぱなし、口蓋、あご、歯に変化を起こしたりして、アデノイド様顔貌と呼ばれる、表情の乏しい、ぼんやりした顔つきになることもあります。

 睡眠中には高いいびきをかくことも少なくありません。声は鼻づまり声になるので声にはりがなくなることが多いものです。

 また、鼻漏もよくみられる症状です。鼻の血管のうっ血状態を起こして鼻出血を繰り返すこともあります。

 ● 耳の症状
 耳管口をふさいで耳管狭窄を起こします。また、急性中耳炎をよく起こすために、耳だれや耳痛を繰り返し、さらに、それが慢性化することがあります。このようなことから当然難聴が起こります。

 ● 全身的な症状
 鼻呼吸の障害は、長い間には胸部には影響を及ぼして、扁平胸、漏斗胸、鳩胸になったりします。このような子どもは、気管支炎を繰り返すことが多くなります。


 せきの訴えは、かなり典型的です。ことに寝床が暖まってくるとせきがはげしくなり、睡眠障害を起こしたりします。また、活気がなくなり、食も細くなって、栄養不良を起こし、倦怠気味になり、記憶力の減退や注意力の散漫、精神的無気力を起こすこともあります。
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 ★ 口蓋扁桃肥大症

 急速に肥大し発育したもの、特に片側だけのものは、梅毒、結核、白血病、リンパ肉芽腫、肉腫、あるいはがんなどの疑いを持たなければなりません。

 高度の肥大の場合には、呼吸障害と同時に、えん下傷害が起こり、いびきをかき、大きな固形物が飲み込めなくなったり、また、食欲不振や偏食の原因にもな ります。多くの場合、慢性の炎症があり、全身的な影響と同時にアデノイドがみられることがあります。

 ★ 舌扁桃肥大症

 症状は、思春期以後にあらわれ、のどや食道の入り口の異常感、異物感、あるいは圧迫感などから、咽喉頭や食道のがんなどを心配する人が多いようです。これらの症状は、つばを飲み込んだときに感じますが、しかし食物のえん下困難はありません。

 咽頭鏡で簡単に肥大を調べられます。舌根扁桃が左右ともに肥大して、舌根部と咽頭蓋の間が狭くなり、ときに接触して見えます。
 

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