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悪性リンパ腫
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 はじめは、くび、わきの下などのリンパ節が腫れ、やがて、全身のリンパ節がはれてくる疾患で、白血病に似た病気です。この疾患には、リンパ性細網肉腫、リンパ肉腫、ホジキン病、濾胞性リンパ芽腫などと呼ばれる病気が含まれ、これらを一括して、悪性リンパ腫といいます。

 この病気は一般に男性に多く見られますが、その男女比を見ると2.3対1の割合になっています。また、それぞれの疾患には好発年齢があり、リンパ性細網肉腫は、50〜60歳間にいちばん多く、リンパ肉腫とホジキン病は、55〜60歳の間に最も多く発生しています。
 
 ● 症状

 これらの病気のはじめにみられる症状は、いずれも、リンパ節の腫れ(腫瘍)です。患者の80lにこの症状が認められます。

 リンパ節の腫れは、はじめは頸部、わきの下、鼠径部などにかぎられていますが、病気が進むと、全身のリンパ節に及びます。まれには最初に扁桃、胃などに腫瘍が発見され、手術をして、始めてこの病気であることがわかる場合があります。このような場合でも、最後には、全身のリンパ節がはれてきて、病気の本態をはっきりさせます。

 そのほか、貧血や発熱、あるいはリンパ節の痛みで始まるものがあり、また、時には脾腫(脾臓の腫れ)が最初に気づかれたりすることもあります。

 悪性リンパ腫を確実に診断するには、はれたリンパ節を切り取るか、穿刺(針を刺して組織の一部を採る)して組織細胞を調べます。

 ● 治療

 この病気の本質は、白血病と同様と考えられ、まだじゅうぶんに分かっていません。したがって、はれたリンパ節のみを取り除いても、病気の本当の治療にはならないことが多いとされています。

 この病気が1か所のリンパ節に限局しているあいだの治療には、古くから放射線が用いられ大きな効果をあげてきました。しかし最近では、化学療法が進歩し、広く広がった場合にも効果を上げるようになりました。現在では、この二つの治療法が合わせて行なわれています。
 
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 すなわち、病巣があまり広がらないで限局していている間は放射線療法、広範囲に広がったものは化学療法が行なわれます。

 おもしろいことに、人の悪性リンパ腫に似た腫瘍が、多くの種類のハツカネズミに発見され、しかもその原因としてウイルスが証明されています。この方面の研究からも、ウイルスと人のがんとの関係に有力な手がかりが得られることでしょう。


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